予備校に行けば偏差値は本当にあがる?

公開日:2018年08月07日

大学受験を考えている学生にとって成績の向上は一番の関心事といえます。
成績を上げるにはどうすればいいのか、悩んでいる人も多いはずです。

様々な勉強法がありますが、いちばんポピュラーなのは予備校や塾に通うことです。
実際、塾や予備校に通っていた大学生は6割以上と言われており、合格者の多くは塾に通っています。ところで、予備校に通えば本当に成績は上がるのでしょうか。

まず第一に予備校はあなたの勉強の手助けをしてくれるところです。競争が激しい業界なので、講師は選り抜かれた先生たちばかりで、みんな一生懸命に講義をしてくれます。
大手予備校にもなれば自習室やチューター制度など様々なサポート体制を整えているでしょう。しっかりとそうした制度を活用して自分の学習に取り入れれば何か得るものはあるはずです。

しかし、受験勉強は最後は自分との戦いです。周囲の人間のサポートがあっても自分ががんばらないといけません。
せっかく人気講師の講義を受けたとしても復習しなければ記憶には定着しないでしょう。

自分の苦手分野に関しては、普通カリキュラムはそれぞれの教科で同じくらい取られているので、自分でさらに苦手をカバーする必要もあります。このようにせっかくの学習機会も態度次第では効果があまり感じられない結果にもなってしまうのです。
予備校に入ればなんとかなると考えたり、受け身の姿勢で予備校に入ったり、自分の進路があまりにも漠然としていたりするとよくありません

逆に効果がある人は次のようなタイプです。まず志望大学のレベルを抑えており、どのくらい学習時間が自分に必要か心得ている人、積極的に講義に臨み予習復習を欠かさない人などです。

もちろん勉強法や進路に関しては塾などでもレクチャーが受けられますから、そこは周囲を頼ってみてもいいでしょう。

偏差値の計算方法と参考にすべき指標

ここまで述べたのは予備校は自分で積極的に活用しないと成績の向上は見込めないかもしれないという話でした。

ここで当たり前のように使われている「成績」という言葉は「偏差値が上がる」という言葉と考えてください。

偏差値は高校受験でも意識すると思いますが、偏差値を正しく理解している学生は実は多くありません。
自分の現在の進捗状況を知る最も大事な指標なのに分かっていないのです。
偏差値を単なるポイントだと考えている人は多くいますが、実際のところ偏差値とは何なのでしょうか。

受験などで使われる偏差値は「相対偏差値」のことで、偏差の度合いを相対的に評価したものです。
平均点を取った人は50の偏差値で表され、そこからどれだけ自分の得点が上下するか見ます。
簡単な計算方法は「偏差値=50+(得点−平均点)÷2」です。例えば国語で60点をとったとして、教科の平均点が70点なら、あなたの偏差値は45となります。

ただしこれはあくまでも目安です。正確な値を出すためには受験者すべての得点が分からないといけません。
その方法は現実的に無理なので簡単な計算式をここでは紹介しました。
ただ、この方法でも誤差は±2程度に収まるので、自分の実力を知る指標にはなるでしょう。もちろん多くの模試ではテストの成績が返却されるときに偏差値は分かるようになっています。

学力を測る指標は偏差値の他にも点数や順位、平均点などもあります。
よくある事例ですが、受験者数が少ないテストの場合、偏差値が90を超えるなど通常ではありえないことがあります。
受験者数が少ないことから起こる事例ですが、自分の成績を正確に測りたい場合は人気の高い模試を受けたり、受験者数や平均点などを総合して判断することが大切です。
偏差値はとても大切な指標にはなりますが、あくまでも目安、偏差値に振り回され過ぎてもいけません。

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