予備校のテキストの予習復習が重要なわけ

公開日:2018年08月07日

大学受験は、人生の大きなイベントのひとつです。
このイベントを成功に導くため、たくさんの受験生が予備校に通って日々勉強に打ち込んでいます。
そんな予備校で配られるテキスト、ちゃんと上手に使いこなしていますか。

予備校のテキストは2つの点で優れています。
ひとつは、受験に出るところをピンポイントで研究し尽くして作成された、市販品にはない予備校独自のものである点です。
書店で買えるものならば、受験生はあえて予備校に通ったりしません。
だから、本屋さんでは売っていない特別なテキストを作り出すのです。
もうひとつの優れた点は、そのテキストについて知り尽くした講師に質問が出来るという、言わば特典です。
本屋に売っているようなテキストは詳しい解答こそ載っていますが、解き方やつまずくポイントは人それぞれ。
そんな時に、自分が分からないポイントを、その問題について知り尽くした人に質問できるのはかなりのメリットになります。

このような、非常に価値の高い予備校のテキスト。うまく使いこなすことが出来れば、受験の強い味方になります
しかしながら、テキストさえあればいい訳ではありません。考えてもみてください。
野球やサッカーのテキストがあれば、誰でも一流の選手になれるでしょうか?どんなに良くても、テキストはあくまでもテキストです。
スポーツと一緒で、それが使いこなせるようになるには、繰り返しの練習が必要なように、何度もテキストを見返し必要なときに自分の知識として、試験の時に引き出すことが大切です。
そして、これが出来たらどんな難関校も夢ではないです。

しかしながら、受験生の時間は限られています。
何度も何度も最初から最後までテキストを読み込んで、暗記するような時間はとてもありません。だからこそ、効率的に行う必要があります
限られた時間の中で、自分の知識として必要なときに使えるようにするには、「うまく復習する」が必要不可欠となります。

予備校での復習の仕方

限られた時間の中で知識を使える術を身につけるには、効率的な復習が必要不可欠なことは分かりました。
では、どうすれば予備校で効率的に復習を行うことができるのでしょうか?
答えは単純で、「授業が終わったら早いうちに、その授業でやったことを復習する」ことです。
なぜなら、驚くべきことに、私たちは学習したことの約半分は、たった一時間で忘れてしまうからです。

エビングハウスの忘却曲線という、有名なグラフがあります。
このグラフについて、簡単に説明します。私たちの記憶は、短期記憶長期記憶に分かれています。
すぐに忘れてしまう短期記憶と、長く覚えていられる長期記憶です。普段、私たちは学習したことを短期記憶として処理します。
そして、何度もその物事に触れることで、それはだんだんと長期記憶に変わっていきます。
このエビングハウスの忘却曲線はふたつの画期的なことを示しています。
ひとつは、私たちは学習したことの約半分をたった一時間で忘れてしまうこと。
もうひとつは、復習をすることで学んだことは再び記憶され、それは「忘れにくくなる」ということです。
だからこそ、予備校では授業の後にすぐに復習が必要なのです。

何度も繰り返しテキストを読めば知識は身につくかもしれません。
しかし、受験までの限られた時間で成果を出すには、なるべく一度の学習で多くを覚えたいものです。
授業を聞けば授業後は半分は覚えています。しかしながら、せっかく覚えていた半分でさえも、すぐに忘れていきます。
授業でやったことを、忘れないうちに復習するだけでこれは防げる問題です。
そして、一度復習したことは3日後にまた復習、そのまた5日後に復習としていけば自分の知識として定着させることができるのです。
授業後の復習の時間を設けるだけで、これは出来ることです。

予備校での復習は、授業の後すぐが鉄則です。
忘れないうちに復習し、学習したことのなるべく多くを短期記憶から長期記憶に変えていくことが予備校での理想的な復習になります。

  1.  
  2.  
  3. LINE

よく読まれる記事