予備校の本科と単科とは?

ノートとペン
公開日:2018年08月07日

大学受験に備えて予備校に通おうと思ったときに、最初に疑問を持つ項目の一つに本科と単科があります。
この違いはそこにあるのでしょうか。簡単に説明をすると、本科とは即ち、その予備校に入学金を支払い入学する形を取ります。

つまり高校などの学校と同じイメージで、自分の志望する大学の入試に合わせたコースを選択し、それに沿った授業や講義を受けます。
料金はコースで決まっていて、一括または分割で支払う契約です。一方、単科というのはその名の通り、自分が受けたいと思う授業を1コマずつ選択して受講します。

料金は授業数によって異なり、たくさんの授業を受ければそれだけ料金は高くなりますが、受講する授業数を絞れば本科よりも料金を抑えることができるのがメリットです。
予備校の中には本科と単科の区別を行っているところもあれば、自分で希望する単科をいくつか選択して受講する予備校もあります。

本科の場合は、高校と同様に1日のスケジュールが組まれていて講義を受けることができるので、規則正しい生活を送りながら総合的に学ぶことができるのがメリットです。
また、授業も高校と同じように基礎からしっかり一年を通して学ぶことが可能なので、基礎に不安がある人には本科の方が向いていると言えるでしょう。

一方で、志望校が決まっていて自分の苦手分野を学びたいという場合には、単科で必要な科目だけを受講するという勉強法もあります。
この場合には自習をすることが大事になってきますが、自分でスケジューリングをして苦手科目を克服し、ほかの教科は自力で頑張ることができれば受験に打ち勝つことは可能でしょう。
また、単科の場合にはその予備校で人気のある講師の講義を取ることもできます。
本科と単科にはそれぞれにメリット・デメリットがありますが、自分に合った方法を選択することが志望校への近道になることだけは確かです。

浪人生は単科の活用を検討するのもアリ

高校卒業後、浪人をして志望校を目指そうと思ったときに予備校に通うことを選択する人は多いでしょう。
現役高校生とは違い、学校に通う必要はない分勉強をする時間は増えますが、それだけに一年を通じてしっかりと受験勉強をしていくのはなかなか難しいことも多いのが現実です。

まず、予備校に通うための授業料をどうするかという問題があります。
だいたい予備校の本科に通う場合には一年間で50万円?60万円ほどかかると言われています。
さらに、夏期特別講習や冬期直前講習、各志望校の対策講座、定期的に行われる模試などを合わせるとそれだけで100万円以上かかる場合もあります。

もちろん、それだけではなく、食費や交通費などもかかってきます。現役時代とは違って制服などもないので、洋服などにも少しは気を使う必要もあるでしょう。

その点、単科受講の場合は受講する授業を減らすことができればその分、授業料を節約することが可能です。
苦手科目だけを受講したり、受験科目が少ない大学・学科を選んで受験することで単科でも十分、受験対策として活用することができます。
ちなみに単科受講の場合、一つの科目の授業を1年間受講した場合は入学金を支払った場合でも10万円?20万円ほどで、本科に比べるとかなりの節約になります。

さらに、単科受講のメリットは、受講料が抑えられるというだけではありません。

単科生であっても受講証を持っていれば大抵の予備校では自習室の利用が認められます。
家で一人で勉強をするのが難しかったり、集中できる場所がないという浪人生でも、予備校の自習室を利用できるのは大きなメリットになるはずです。
もちろん、自習だけでは補えない場合でも単科の受講後に講師に質問することもできますし、すぐ近くに同じ受験生や浪人生がいるのは心強いでしょう。
単科受講だけでは心許ないと思った場合は、直前の対策講座などで補うことも可能です。

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