大学受験にかかるお金、受験費用はどのくらい?

公開日:2018年06月12日

子どもを大学に通わせるためのお金といえば、入学金や授業料、さらに下宿の場合は家賃や生活費などを想像しますが、見落としがちなのが大学を受験するためにかかる受験費用です。
東京私大教連調べの私立大学新入生の家計負担調査2017年度版によると、受験に実際かかった費用は自宅通学者で平均229,600円自宅外通学者では平均246,500円となっており決して安い金額ではありません。

その内訳としてあげられるのはまず受験料です。
大学受験の受験料はセンター試験が3教科以上の場合で18,000円、2教科以下の場合は12,000円かかり、国公立の2次試験は17,000円、私立大学は35,000円で医学部歯学部になるとさらに高額で50,000円~60,000円必要になります。

最近ではセンター試験利用入試をとりいれる私立大学が増えてきており、その場合の受験料は10,000円~20,000円、医学部歯学部の場合で30,000円~45,000円と一般入試よりもお安く受験することが可能です。

また私立大学によっては、1回で複数の出願が可能な全学部統一入試を実施している学校もあり受験料を割引きしてくれるケースもあります。

自宅から通える範囲の大学であれば受験地までの交通費はそれほど高くはありませんが、地元の大学ではなく遠方の大学を受験する場合はさらに受験会場までの交通費や宿泊代が必要です。

例えば東京-大阪間で往復交通費は約30,000円、首都圏のシングルルームの宿泊代が1泊約8,000円~18,000円かかります。
保護者の付き添いが必要な場合はその倍の金額が必要になります。

その他にも私立の願書購入費が1通につき1,000円前後、さらに郵送代など受験するだけで多くの費用がかさみますのである程度志望校を絞ったうえで受験したいものです。

大学の受験費用どうやって貯める?節約方法は?

子どもの大学進学に備えて、まだ子どもが幼い時から学資保険をかけているご家庭も多くあるでしょう。
なにかとお金のかかる大学生活。できれば学資保険で積み立てたお金は入学後の諸費用にとっておきたいものです。

そうなってくると、なんとかやりくりをして日々の生活費から受験費用を捻出しなければなりません。
目標額を決めて高校に入学したと同時に大学受験の費用を毎月少しずつ積み立てていく方法もあります。

例えば240,000円を目標額とすると、センター試験の願書受付が毎年10月から始まりますので、高校入学からそれまでの間の30ヶ月で割ると1ヶ月あたり8,000円ずつ積み立てればいいということです。

受験費用を少しでも節約しようと思ったら、近年増えてきたネット出願を利用するのもひとつです。
ネット出願は願書を取り寄せる必要がありませんので願書購入費が必要ありません。そのうえ、すべての大学ではありませんが、インターネットで出願すると受験料が割引になるという制度を採用する大学が増えてきました。

また、大学受験シーズンになると各旅行会社から受験生用の宿のパッケージ商品が販売されます。
受験する大学までのアクセスが便利なホテルが選びやすいだけでなく、朝晩の食事から受験当日のお弁当の手配までいたれりつくせりで保護者の付き添いなしでも受験生1人でも安心して宿泊が可能です。上手く利用すれば交通費・宿泊代の節約につながります。

その他にも地方受験を利用する方法があります。
大学が所在する地以外の都市で受験することができるので交通費や宿泊代をうかせることができるうえ受験生の体力的負担や精神的負担を軽減することもできます。
平成30年入試では国公立大学の約28%にあたる50校、私立大の約71%にあたる416校が地方受験を設けています。
少しでも節約できるように、受験する大学選びの際の参考に地方受験実施の有無を気にかけてみるといいでしょう。

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