

入門 英文解釈の技術70について徹底解説!英文構造が分かる!
皆さんは、入門英文解釈の技術70という参考書を知っていますか?
一般的な英語の勉強の仕方(読み方)には2通りあると言われています。
とにかく文章を多く読むことで、英語の総合的なスキルを養う多読と、
文章をしっかりと構文や文法の知識から正確に読み解く精読。
日本の大学入試では精読(=英文解釈)が必要になるような、日本人にとっては難解な文章が出題されることも多く
かつそこにアンダーラインが引いてあり英文和訳の問題が出ることも多いのです。
にも関わらず英文解釈というのは学校ではしっかり教わることがなく、
苦手とする受験生が多いのが現状です。
英文解釈の参考書では、元代々木ゼミナール、現東進ハイスクールの超有名講師である西きょうじ先生の出版した
「英文読解入門 基本はここだ!」や「ポレポレ英文読解プロセス50」
が有名ですが、それと並んで有名なのが
この「英文解釈の技術」シリーズです。
「英文解釈の技術」シリーズには
「入門 英文解釈の技術70」、「基礎 英文解釈の技術100」、「英文解釈の技術100」の3冊があるのですが、
この記事ではそのうち最も簡単な、「入門 英文解釈の技術70」
について解説しています!
「英文解釈の問題集が欲しいんだけど、何か良いものはないかな…?」
「英語の和訳問題が苦手なんだけど、どうしたらいいんだろう…?」
あなたのこんな疑問や悩みも解決すること間違いなし!
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入門 英文解釈の技術70の基礎知識
難易度:中堅私立~難関私立の易学部レベル(早慶や同志社の易学部)
入門といっても、西きょうじ先生の「英文読解入門 基本はここだ!」と比べると難易度も若干、また到達点も高く、
MARCH〜早慶の易学部くらいのレベルはあります。
入門だからといって英語の勉強が進んでいない方が手を出すと厳しいでしょう。
分量:197ページ(70テーマ+演習問題70)
英文解釈の名著として名高い西きょうじ先生の「英文読解入門 基本はここだ!」や「ポレポレ英文読解プロセス50」の問題数が50問であることを考えると、
英文解釈の参考書としてはかなり量が多いです。
演習までこちらの参考書で終えることができるため十分な分量だと言えるでしょう。
ジャンル:英文解釈
対象者:基本的な英語力があり、英文解釈を入試レベルまで引き上げたい生徒
入門 英文解釈の技術70のいいところ
入門 英文解釈の技術には、文章全てに品詞(SVOC)が載っているため、苦手な人でも分かりやすく把握できます。
そうでない人にとっても、復習の際に役立ちます。
また、70テーマ+演習問題70とボリュームが豊富なのも嬉しいですよね。
英文解釈の参考書は薄いものが多いのですが、
こちらでは学習したことをそのまま演習で活かすことができるので
より定着しやすいと言えるでしょう。
また、到達するレベルも同じ入門とつく「英文読解入門 基本はここだ!」と比べて高く、
これ一冊で関関同立クラスには対応できますので、多くの参考書に手を出す必要がないのも嬉しいところですね。
この参考書で学んだことが定着したらあとは実戦でもそれを使っていくだけです。
入門 英文解釈の技術70の使い方
こちらの参考書を解き進めていくと英語の
「なんとなく意味がわかる」
というのをなくしてくれます。
和訳問題で、なんとなく意味が分かって、自分では合っている答えを書いているつもりなのに
全然点数が付いていない、こんな経験を持っている方も多いのではないでしょうか?
英文和訳の問題とは、実は英文和訳の問題ではないようなものなのです。
変なことを言っているようですが、
英文和訳の問題で重要なのはその英文の構造を見極めることです。
英文和訳の問題を解くプロセスは、
1.英文の構造を理解する
2.それを日本語に訳す
この二段階に分かれていて、
和訳の方は単語の意味さえ知っていれば出来て当たり前なのです。
英語の和訳問題が苦手だから、英単語を覚えなきゃ!と言う人がよくいます。
それも間違いでないのですが、和訳部分の単語を知っているだけでは和訳問題は解けるようにはなりません。
また、和訳問題は単語の知識を問う問題ではないので、平易な語彙で構成されることがほとんどです。
そのため、重要なのは英文の構造を理解する力を強化することなのです。
さて、話をそれましたがこの参考書の使い方としては、英語の文章構造を理解するためのインプット/アウトプットとして使うといいでしょう。
全ての文章の解答にはSVOCまでかきこんでありますから、
どれがSVOCで、どこまでが1塊で、どこにかかっているのか、どことどこが並列なのか、
そんなことを自分なりに書き込んでから和訳をし、答えを見て、
間違っていたらそれを修正していってください。
70テーマもありますからこれを繰り返していけば着実に成長が実感できると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「英文読解入門 基本はここだ!」と並んで英文解釈の参考書として有名な「入門 英文解釈の技術70」
この記事を読んで、気になった方は
ぜひ書店で1度手にとって見てみてください!
あなたの英語の勉強がはかどることを願っています!
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