2018.07.14

寮のある予備校に通うメリットとデメリット

予備校を利用する学生は、一般的に自宅通学しながら現役合格を目指すケースと、一年以上の浪人生として自宅もしくは寮から通学するケースに分かれますが、現在多くの有名予備校には各校に寮が併設されていることが多く、たくさんの学生が利用しています。

ここでは、予備校の寮利用を考える際に確認しておきたいメリット・デメリット、費用などを紹介していますので、ご興味のある方はぜひ参考にしてください。

予備校寮のメリット

まず最大のメリットとして挙げたいのは、予備校の寮にいることで、365日24時間、勉強に集中できる環境が整うことではないでしょうか。

寮の間取りは予備校によって多少の違いがありますが、基本的には必要最低限の間取りであること、つまりイメージするよりも狭い可能性が高いということを認識しておきましょう。

シングルベットと机が設置されており、その他はユニットバス、トイレ…以外の余計なものはないことが大半です。間取りでいうと、3畳~4畳ほどでしょうか。

ただし、テレビなどの設備は設置されていない場合がほとんどですから、必要な方は個人的に準備する必要があります。集中を阻害するモノを極限まで排除していますので、勉強に本腰を入れたい方、とにかく勉強に集中したい方にはおすすめですが、ある程度の心のゆとりを確保したい方には不向きかもしれません。

また、予備校寮には自習室が設置されている場合が多く、夜の外出も制限されていることがほとんどであるため、それなりの管理下で勉強に集中できるでしょう。

さらに地方から同じ目標を持った同世代の友人と、同じ時間を共有することで生まれる「寮全体の一体感」は、人生の中であまり経験できない有意義な時間ですので、そのような経験をしておきたい方にもおすすめです。

予備校寮のデメリット

一方、寮生活のデメリットといえば、自宅にいるよりも自由度が増すことでしょう。

親許から離れての生活となるため、生活のほとんどが自己責任となります。さらに同世代の仲間との共同生活がはじまるので、さまざまな興味が一気に頭の中へ入ってきます。

寮生活といっても、日中の自由度がとくに高くなるため、極端な話、勉強をサボろうと思えばいくらでもサボれますし、自宅にいる時よりも遊ぶ誘惑が付きまといます。

もちろん、自己管理能力が高い方にはそれほど悩ましい点ではありませんが、「勉強の為の浪人生活であること」を本人自身が自覚しなければ、目標を達成させることがより難しくなるでしょう。

寮がある予備校の費用と寮生活について

予備校寮の利用を検討している段階で気になることといえば、「費用」ではないでしょうか。寮生活といっても、一人暮らしをしている場合と同じなので、毎月必要経費が発生します。

寮生活に必要な費用は大きく2つに分かれますが、一つめは、寮に入る前に必要な「入寮手続費用」です。これの内訳は入寮費と保証金と年間管理費です。この中で年間管理費は1年間分となります。年間管理費の中には、水道料金やガス料金が含まれている事が多いですが、利用する予備校によって違いがあります。

保証金とは、一般的な敷金のようなもので、退寮する時に部屋のクリーニング代を差し引いた金額が返金されます。一般的な賃貸と同じように退寮時の部屋の状態によって保証金が戻らないだけでなく、補修費が必要になる場合もあるため、注意が必要です。

ちなみに、この入寮手続費用は合計で30万円~50万円が相場といわれています。

次に入寮手続費用とは別に必要になるのが「毎月かかる費用」です。これは”寮費”という区分になりますが、食事付と食事なしで約2万円程度の差が出ます。

寮の部屋にはキッチンが設置されていない場合が多いため、食事なしの契約なら、外食が中心になります。食堂にはコンロなどを無料使用できるケースもありますので、個々の生活スタイルに合わせた契約が重要となります。

この寮費は、食事付なら5万円~、食事なしなら3万円~が一般的です。ただし、これらとは別に電気料金が請求されることもありますので、入寮する場合は契約前に確認しておくようにしましょう。

予備校寮の費用まとめ

ここまで紹介してきた費用を合わせると、1年間の寮生活に必要な費用は誤差を含めて「100万円前後」と考えられます。

寮費の支払いに関して、多くの予備校で一括払いや半年払いを選択した場合も割引される事がありますので、事前に確認の連絡をした方が経済的です。これに加えて予備校の授業料などもかかりますので、どこまでが許容範囲なのかを時間をかけて判断していきましょう。

最後になりますが、ネットから情報収集できない場合は、予備校に問い合わせをおこない、不明点等をしっかり払拭しておくことを推奨します。

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