

過去問はいつからやればいいのか論理的に早稲田大学法学部生が丁寧に解説します!
「一通り基礎知識のインプットを完了したけど、過去問はいつから解き始めればいいのだろうか?」
「入学試験まで残り1ヶ月を切っているけど、まだ過去問やっていない。今からでもやっておいた方がいいのかな?」
今年度の入学試験を受験しようとしている高校生の人たちの中にはこのようなことを考えている方は多いのではないでしょうか?
受験において過去問は非常に重要なツールで、これをうまく使いこなせないと悲惨な結果となってしまう可能性があります。
私筆者は現役時代にきちんと過去問に取り組み、分析することでセンター試験では平均9割を超え、第一志望の早稲田大学法学部に合格することができました。
そこで今回は過去問を解くべき時期について説明したいとおもいます。
この記事を読むメリット
・過去問を用いるべき理由がわかる
・過去問を解くべき時期がわかる
・過去問を解いていない場合にやるべきことがわかる
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過去問はいつから解けばいい?そもそも過去問をやる理由は?
大手予備校系列の出版社ではセンター試験や各有名大学のための専門の対策本や各教科の重要問題を揃えた演習本などを数多く出版しています。
しかし、断言します。受験で1番重要でやるべき問題集は過去問です。
まずは自分が受験する試験の過去問をしっかりと解き、分析し終わってからその他の問題集に手を出しましょう。
それではなぜそこまで過去問が重要なのでしょうか?
それは、過去問を解き分析することで、到達すべきゴールを知ることができ、それに向けてやるべきことが明確になるからです。
この点につき、過去問の使い方、やるべき理由を詳細に説明した記事があるのでそちらもご覧ください。
過去問はどうやって使うの?合格への鍵となる過去問の使い方について解説します!
過去問はいつから解けばいい?
過去問の重要性は理解できました。
それでは具体的に過去問はいつから解けばいいのでしょうか?
これに対する答えは、一通りの知識をインプットした直後がベストということです。
先ほども説明した通り、過去問を利用すべき最大の目的は到達点を把握し、受験までの今後の勉強の指標とすることです。
そのためには過去問に掲載されている問題の最低限の意味を理解することができら時期、すなわち一通りのインプット学習を終えた直後がいいのです。
具体的な時期の目安として、理想では夏休み前半でインプットを終え、後半に過去問を解きまくるというのがベストです。
しかし、実際にはこの時期にはまだ学校の学習が最後まで終わっていない場合がほとんどですので、ここまでうまくいくことはないでしょう。
なので冬までに一通りの過去問に触れておくのがいいでしょう。
ここで重要なことは、過去問を解く本来の目的を忘れないことです。
何度も言うように、過去問を解く目的は敵を知るということです。
そのため1周目などは全く解けない、歯が立たないというケースでも焦る必要はありません。
この時期なら過去問を解いてみて、全く分からないからレベルを下げようなどとは思わなくてま大丈夫です。
過去問はいつからやればいい?試験1ヶ月前でもまだ解いていない人は?
ここまで過去問をなるべく早いうちに一通りとくべきということを説明してきました。
では、試験1ヶ月程に迫ってもまだ過去問を解いたことのない場合はどうすればいいでしょうか?
それは今すぐに、あるいはなるべく早急に2年分の過去問を解くべきです。
過去問を一切解かずに入学試験本番を望むことははっきり言って無謀です。
滑り止め校ならまだしも、第一志望、挑戦校を過去問解かずに受かることはほぼないといって過言ではないです。
なので、未だ一通りの学習を終えていない場合でもとりあえず過去問を2年分程検討してみましょう。
ゴールを知った上でインプットしていくという逆算的な勉強法にシフトチェンジするべきです。
その大学の出題する試験の特徴や傾向を把握したうえで必要最小限の勉強をする方が費用対効果的には有効です。
実際の試験では今まで学習してきたことの数%しか問われないという視点を持ちましょう。
過去問をいつから始めるべきかまとめ
いかがだったでしょうか?
ここまで過去問をいつからとか始めるのがいいのかという点について様々な視点から詳細に説明してきました。
ここまでのないようをまとめると次のようになります。
- ・過去問を解く最大の目的は到達点を把握し、今後の学習計画の支柱とするため
- ・過去問を解き始めるべきベストな時期は一通りのインプット学習を終えた直後
- ・試験直前でもまだ過去問を解いていない場合は早急に過去問を2〜3年分検討するべき
過去問は受験においては最良の問題集です。
過去問を使い倒すことが合格への近道と言っていいでしょう。
その際には過去問を利用する本来の目的を見誤ら内容に注意しましょう。
それでは受験勉強頑張ってください!
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